自宅でできる、がんリスク検査

東弁協では、保険募集のパートナー(アフラック「がん保険・医療保険」を共同募集)である(株)トータル保険サービスを通じて(株)サリバテックと契約し、組合員特別価格(ただし期間限定)でがんリスク検査のご提供を開始しました。
ご本人様はもちろん、ご家族も対象!
今回は、この検査キットの詳細と、堀越 孝副理事長が実際に体験してくださったレポートをご紹介します。

*役職名は検査実施当時のものです。

がんリスク検査「Saliva Checker」とは?

Saliva Checker は、慶應義塾大学先端生命科学研究所での研究成果をもとに開発された新技術。少量のだ液を採取するだけで、現在がんに罹患している可能性を調べることが可能な画期的な検査方法です。
体内でがん細胞が増殖すると、その代謝物は血中に流れ出し、さらにだ液腺を通ってだ液中にも分泌されます。この代謝物の濃度を測定・解析することにより、がんの疑いがあるかどうかを評価。しかも、肺がん・膵がん・大腸がん・乳がん・口腔がん・胃がん(9月より追加)といった複数の部位のがんリスクを同時に調べることができ、AIの活用により部位別にがんリスクの評価が出るので、万が一リスク値が高かった場合にも、迅速な診察・治療につなげることができます。
検査は数滴のだ液を採取するだけなので、痛みや苦痛がありません。特別な技術も必要ないので、自宅で検体を採取できるのも、特にコロナ禍の今は安心できる嬉しいポイントです。
検査の流れはいたってシンプル。検査を申し込むと検査キットが自宅に届くので、中身に不備がないかを確認。採取容器・返送用伝票に氏名等を記入します。その後は同封の検査ガイドに従い、検体を準備。検査の2日前からは食事制限などがありますので注意が必要です。必要なだ液は少量なので、採取は数分で終了します。

検体は冷凍で管理しますので、冷凍庫で凍らせたり、冷凍便で返送する必要があります。検査キットを返送したら、あとは結果を待つだけ。約1か月前後で結果が自宅に届きます。
複数の部位のがんリスクを一度に、無痛で、最低限の手間で検査できる、多忙な弁護士におすすめのがん検査。ぜひ、ご家族とともに受けてみてはいかがでしょうか。

「組合副理事長が試してみました!」
検査キット受領後から結果確認までの流れ

  1. 検体採取2日前 2月15日(月)
    • 検体採取2日前からの食事制限
      • 豆類、ナッツ類、シジミを原料としたサプリメント、健康食品の摂取禁止
      • 豆を主原料とした食品、ナッツ類、シジミの過剰摂取は控える
  2. 検体採取前日 2月16日(火)
    • 夜9時以降水以外の摂取禁止(12時間前を目安)
    • 保冷ボックス(約13×10×1.5センチ保冷剤入り)を冷凍庫へ(採取3時間以上前に要冷凍)
  3. 検体採取当日 2月17日(水)
    • 採取1時間前から激しい運動・喫煙禁止、口腔内手入れ禁止
    • 採取15分前に100ccの水を飲む
    • 採取実行午前9時35分、唾液を採取
      6センチほどの検体容器を保冷ボックスにセットし、検体容器に、ストローを使って、唾液を1センチほど入れ、キャップをする。
    • 採取が適正か確認
    • 採取後検体を保冷ボックスに入れ冷凍庫へ(12時間以上冷凍)
    • ヤマト運輸へ冷凍便を指定して集荷を依頼(コンビニ発送は不可)、翌日集荷(18日午後2時から4時)を希望。
  4. 宅配便集荷 2月18日(木)
    • 検体の入った採取容器を入れた保冷ボックスを冷凍庫から取り出し、保存袋(ビニール袋)で密封。返送用ボックスに入れ、封シールをし、記入した返送用伝票を貼付する。
    • ヤマト運輸のドライバーに、冷凍便であることを確認して渡す。
  5. 結果確認約20日後
    • 検査結果が届くので内容を確認

検査を終えて

どんな検査結果になるか、心配でしたが、がんに罹患している可能性が『より小さい』との評価で、ホッとしました。もちろん医師の複数の検査による総合的な判断による診断に代わるものではありませんが、唾液の採取という簡単な方法で、20日前後で結果報告がなされ、早期のがん発見につながるものとして、極めて有益な検査と感じました。

東京都弁護士協同組合事務局
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